力道山から鞍谷氏へ宛てられた手紙 年代: 1955
¥330,000 状態: 【並上】
1955年、東富士を伴って3度目のアメリカ(ハワイ)遠征をしているときに書かれたもの。ホノルルのホテルの便箋(差し出し場所はサンフランシスコ)。日付は5月7日。 売り興行に伴う税金、招致海外選手の給料、諸費用などの懸念や、観戦チケット料金の提案、各興行での売上など主に金銭面について書かれてある。 特にプリモ・カルネラの契約や日程に関しての内容が多く、力道山も鞍谷氏へ売り興行ではなく会社での興行を強く勧めていることなどから、当時来日時の注目度の高さがうかがえる。 また文末には「鞍ちゃんが早く返事をくれないとはりたをすよ」とあり、様々な手続きなどに追われ多忙な力道山が鞍谷氏へかなり立腹している様子も感じられる。 |
力道山から新田新作へ宛てられた手紙 年代: 1955
¥330,000 状態: 【並上】
1955年、東富士を伴って3度目のアメリカ(ハワイ)遠征をしているときに書かれたもの(差し出し場所はサンフランシスコ)。日付は6月20日(消印も1955年6月20日)。 以前力道山が鞍谷氏へ送った手紙に関して返事をくれた新田新作へ、改めて力道山が書いた手紙。 鞍谷氏によって、力道山の考えや行動が誤った形で新田新作へ伝わってしまったのではないかと心配し誤解を解こうとする必死な様子が伝わってくる。 今回のことを含めたこれまでの鞍谷氏への不満や怒りも見られると同時に、手紙を通して力道山の新田新作に対する強い信頼感も感じられる。 |